にきび治療

 新潟の当皮膚科でのにきび治療としては、つける薬の他に抗生物質やビタミン剤、ケロイド予防の内服を行い、症状を軽くして出なくなるのを待ちます。
『にきびくらい・・・』などと考えずちゃんと治療することが大切だとおもいます。
にきび治療の診察に時間は長くかかりませんし、当医院は新潟市役所、新潟商業高等学校、新潟青陵高等学校の近くですので通学・下校の途中に来院される学生の患者さんも多くいらっしゃいます。

にきびとは

ニキビ画像

 にきびの正式な病名は尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)。症状の程度によってはきちんと治療を考えていただくことをオススメします。
思春期以後に発病し、大部分の人が経験します。

正常な皮膚変化なのですが、ひどいにきびは瘢痕(あばた)を作り、女性の美容面で精神的に大きな苦痛を与えます。

にきびを悪化させるもの

【食物】
脂肪分や糖分の過剰摂取はよくありません。 カロリーの取り過ぎ、便秘はにきびを悪化させます。
【月経】
生理前後ににきびが悪化することが多いので、その時期には化粧を控え、洗顔回数を増やすなど工夫してください。
【機械的刺激】
にきびをいじりまわすと炎症が悪化します。にきびを隠すヘアスタイルは、髪の毛がにきびを刺激し悪化しますから、にきびは隠さないほうがよいでしょう。
【化粧品】
油脂性のもの、おしろいは毛穴をふさいでにきびを悪化させます。化粧は日常生活にかかせないものですから、使うとしたらローション、乳液、バニシングクリームといった油脂成分の少ないものを選んで最小限の使用にとどめてください。家に帰ったら化粧はすぐに落としましょう。

日常生活の注意点

洗顔を繰り返し行いましょう。

 石鹸とぬるま湯でしっかり洗ってください。
毛包内の脂を流出させ、たまらないようにするので、洗顔後に油脂性の化粧品を使用するのは良くありません。
洗顔をすると顔がつっぱるという人がいますが、短時間で脂線からの脂によって皮膚が覆われますから問題ありません。
クレンジングクリームで化粧を落とした後は、さらに石鹸で洗顔してください。
石鹸も刺激の少ないものがよいでしょう。

しばらくしてもにきびが改善されなければ、皮膚科での治療をおすすめします。